鹿児島県の桜島で18日の16時頃、桜島で大規模な噴火が発生しました。Youtubeには多数の動画が投稿されているようですので、それらをまとめてみました。
とりあえずはニュースの記事を引用しておきます。
18日午後4時半ごろ、鹿児島市の桜島昭和火口で大規模な爆発的噴火が発生し、噴煙が火口から約5000メートルの高さまで上がった。鹿児島地方気象台によると、昭和火口での噴煙の高さとしては観測史上、最も高いという。噴煙は南東の風に乗って鹿児島市街地に流れ、大量の降灰で上空が暗くなり、街行く人は傘をさし、車はライトを点灯させるなどしていた。
同気象台によると、今年に入って500回目の爆発的噴火。この噴火で小規模な火砕流が発生し、南東方向約1キロまで流れ落ち、噴石が3合目まで達した。ただ、すぐに大噴火につながる兆候はないという。同気象台は、飛散する噴石や降雨時の土石流などへの注意を呼びかけている。
京都大学防災研究所付属火山活動研究センターの井口正人教授(火山物理学)は「この噴火が、更に大規模な活動に直接つながる可能性は低いが、マグマは確実にたまっているので、将来に向けて備えが必要」と話した。同気象台によると、桜島南岳山頂火口で2000年10月に起きた爆発的噴火では、噴煙が5000メートル以上に達した。【津島史人】
【ことば】桜島「昭和火口」
桜島南岳(標高1040メートル)の東側中腹の標高800メートル付近にある火口。1946年3月に溶岩噴出を伴う大噴火。死者1人を出し、農作物にも大きな被害が出た。2006年6月、活動を再開。09年4月にも噴煙が高さ4000メートルに達する爆発を起こしている。
桜島:昭和火口で噴煙5000mに 過去最高- 毎日jp(毎日新聞)
まずはニュースの動画から。
フェリー上からの動画。爆発音がすごいですね。
こちらは、爆発の瞬間を違う角度から捉えた動画です。
こちらは、大隅半島の垂水から鹿児島市に向かっているフェリーからの動画のようです。
航路をマップで見ると、このようになります。
噴火が始まってから、桜島フェリーが立ち往生したとの情報もあります。
鹿児島市内では降灰が凄まじかったようです。夏場は太平洋高気圧の影響で東の風が吹いているため、桜島の西側にある鹿児島市方面に大量の火山灰が降り注ぐことになります。以下の動画は約1分ほどですが、降灰が始まってからみるみるうちに空が暗くなっていくのがわかります。
いろいろと動画を見てて気付いたんですが、Youtubeにアップロードされた動画をキャプチャして、それを自分の動画としてアップロードして、しっかり広告まで付けてる人が多数いるんですね。