オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」というニュースが発表されたのは2013年。
特にここ数年の自動運転技術の発達で、数年後には運転手という職業がなくなりそうです。運転手という仕事が「奪われる」と言われています。
これは「運転という仕事から解放された」とも言えますよね。いままでは運転という仕事をしないといけなかったのですが、自動運転技術によって人間が運転する必要がなくなったということです。
それまで運転することで稼いでいた人は、どうなるんでしょうか?
自動運転技術でタクシーやトラック輸送などが運用されると人件費が不要になります。
10トントラックの場合だと、車両購入費、燃料代、通行料金、メンテナンス費、人件費が費用として発生するのですが、人件費は35%程度のようです。(参考:【運送業】トラック1台の経費ってどのくらいなの?)
人件費が削減され、輸送コストが下がるので社会的経済的には良いのですが、運転することで稼いでいた人が稼げなくなるので、別の方法で稼がないといけなくなりますが。
では、昔はあったけど、今はなくなってしまった職業もたくさんあります。
- 電話交換手
- エレベーターガール
- タイピスト
- 写植オペレーター
- 釘師
挙げていくとキリがないです。
消えていった仕事もありますが、新しく生まれた仕事もたくさんあります。
今から30年前の平成元年のころは、インターネット関連の仕事はまったくありませんでした。しかし、Google、Amazon、Facebook、楽天市場、Yahooなどは、インターネットとともに生まれた会社ですし、Web関連の職業も平成になってから生まれたものばかりです。YouTuber、ブロガー、アフィリエイターも新しい仕事ですね。
平成元年の時点では予想もできなかった職業が、数え切れないほど生まれています。
ホリエモンの本が、2月に発売されます。AIに仕事を奪われる側ではなく、AIを使い倒す側になるにはどうすればいいか、という話も書かれているようです。
多くの分野でAIが活用されることで大幅なコスト削減がなされます。
衣食住に必要なモノやサービスがAIとロボットだけでまかなえるようになると、人間は働かなくても生きていける時代が来るのではないでしょうか。
音楽や文学、演劇など、かなり昔からエンターテイメントで生活している人たちがいますが、いまではそこに、YouTuber、ブロガー、プロゲーマーなどが加わっていってる感じでしょうか。