「開場後、数日間は問題なかったんだけど、日を追うごとに生臭さがヒドくなってきてますね。特に仕事が終わる直前の午前10~11時になると、腐ったような強烈な臭いがします」と言うのは、ある仲卸関係者。
鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」
「日を追うごとに生臭さがヒドくなってきてます」ということだから、市場で発生したゴミがどこかに蓄積している可能性が高いということですね。
「築地には縦横40~50センチで深さ1メートルほどの大きな排水溝がありましたから、清掃時に水を大量に流し、多少、魚のウロコなんかを流してしまっても問題はなかった。でも、豊洲の排水溝は深さがたった20センチ程度です。築地と同じ感覚で水を流すとすぐに詰まってしまう。場所によっては、魚の血肉の混ざった水があふれ出ている所もあるようです」(別の市場関係者)
築地市場では、大量に水を流して清掃していたということですが、豊洲市場ではそれができない。
都に問い合わせると、「臭いをとるための換気設備については、現在24時間稼働している状況です。生魚を扱っているので、多少臭いが残るのでしょうが、今後も換気を徹底していきたい」(中央卸売市場設備課)と説明。
完全に的外れですね。
臭いをとるための換気設備がいくらあっても、臭いのもとになっている生魚の肉片が残ったままだと臭いがなくなるはずがない。
「築地では排水溝に向かって水が流れ出やすいように、床面に傾斜がついていました。豊洲でも床面に傾斜がついていますが、もともと建物内で水を大量に流さないことを前提に設計されていますから、築地と比べると傾斜が緩く、水平に近い箇所が多いのです。『水はけ』が悪いということは、小さな魚のウロコや肉片が残りやすいということ。これが悪臭のもとになっている可能性があります」
日本一大量に生魚を扱う市場で、「もともと建物内で水を大量に流さないことを前提に設計されています」というのはどういうことでしょう?
「豊洲市場 設計」でぐぐったら、Togetterがヒット。
豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる設計定例会議の議事録
これはひどい。。。
設計段階からこうなることがわかってたということでした。
というか、腐敗臭以外にも問題山積。
豊洲市場だめじゃん。
①豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる設計定例会議の議事録がこちら→ますは都が作成した「豊洲新市場整備方針」平成21年(2009年)2月https://t.co/cmsBcYSvR1。重要なポイントは「遮水壁の設置」と「液状化対策」、「盛り土」、「地下水位管理」の4点 pic.twitter.com/V2E4py9Igc
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②豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる議事録がこちら→大地震直前の2011年3月7日から始まる議事録https://t.co/rBR99OMSmbこの議事録では4月6日に大きなヤマ場を向かえている。日建設計から「盛り土中止の提案」。それに対し環境アセスや土壌汚染対策との問題を説明しない都 pic.twitter.com/P2WX8gqGty
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③豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる議事録→2011年6月の時点で設計間に合っていない。市場要望聞いていないことを日建設計が吐露。https://t.co/rBR99OMSmb都から、杭の断面小さくしろ、コンクリート強度と建築の耐久性も低下させろだの信じられない指示をし始めている。 pic.twitter.com/yH0ZgJjJVn
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④豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる議事録→2011年3月29日、大地震後に湾岸の液状化状況を見てビビル日建設計に対し、液状化やらない理由を考える都。都議会と築地市場関係者にどうやって隠蔽するかを関係者で悪だくみしている。https://t.co/rBR99OMSmb pic.twitter.com/1toIAu8bvy
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⑤豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとり議事録→なんと!日付は2011年3月8日。ちょうど民主党の裏切り議員の花輪が雲隠れしてる頃。都議会で移転決定もしていないのに都と日建設計で勝手に設計を進めている。https://t.co/fev0sz0096 すべての問題が7年経った今も解決されていない。 pic.twitter.com/ck2j1iVFX6
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豊洲市場計画における都と設計者の生々しいやりとりが分かる設計定例会議の議事録
⑥豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2011年10月の議事録。工事前から豊洲市場の構造強度や耐震性を無視する提案し続ける都。汚染物質が上昇することも知っている都と日建設計。換気もできずカビ生え、臭気こもることも確定。それに従う日建設計の様子がわかる。https://t.co/EVWEvs6ZUc pic.twitter.com/8hhWBIhLOJ
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⑦豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2011年11月2日の議事録。豊洲市場の建築計画がまったく後戻りできない失敗判断がおこなわれた会。杭や異様な基礎形状や地下水侵入が確定するミーティング。ここで決定的な破局設計にいたる瞬間を向かえる。https://t.co/EVWEvs6ZUc pic.twitter.com/JVA0KyDOW7
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⑧豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2011年11月22日、24日の議事録も重大問題。設計上おさまらないからという理由で築地仲卸店舗の数を勝手に200店舗減らす都と、仲卸を減らすことで工事費減額です!と本末転倒な日建設計のやりとり。https://t.co/EVWEvs6ZUc pic.twitter.com/bUNAr3vNit
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⑨豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2011年11月29日、「時間が足りない設計が間に合わない。」という日建設計の悲鳴に、都側は「6街区仲卸は計画は確定しない仮置きでいい」と真面目な検討を放棄。このまま現在に至り、今の市場機能の破綻がある。https://t.co/EVWEvs6ZUc pic.twitter.com/M50CmfQ3oC
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⑩豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2012年2月8日、護岸についてのやりとりも興味深い。「地震時にはわずかではあるが所定の安全率を上回っている!」って記述がある、わずかにしか上回っていない、要はギリギリっていうことですね。https://t.co/EVWEvs6ZUc pic.twitter.com/LB2XGwS9yW
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⑪豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2012年1月11日の議事録が凄い。設計が出来ていない状態で着工するように指示する都。間に合わないないことを認め誤魔化し方を探り、あの有名なマグロが切れない店舗、仲卸店舗が成り立っていないことを認める!日建設計。https://t.co/UMMvxYLEA8 pic.twitter.com/PbbGC7ezUu
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⑫豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2012年1月11日の議事録が凄い。地盤が沈下することを心配しまくる関係者。掘った土を置いておくだけで、土ので重量で地盤沈下する。やはり、ネガティブフリクションが起きて、杭が折れることも懸念していた。https://t.co/UMMvxYLEA8 pic.twitter.com/EibpCS4jos
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⑬豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2012年2月1日の議事録も凄いぞ!。豊洲市場の事務所の天井はトラックが通ると揺れる。対策はわからない。やはり構造はユルユルだった。トラックで揺れるなら地震時はどうなるっていうんだい?日建設計の役員さんってばよ!https://t.co/EBu2Y57Ug2 pic.twitter.com/J69gPZ8TfS
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⑭豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2008年7月の議事録。土壌汚染対策について、建物の隙間や亀裂からガスは漏れる。盛り土に加えコンクリートもやれ。コンクリートの厚みは25センチ以上必要。汚染地下水は残るから上がってこないようにする。https://t.co/jyRmLJ9fQK pic.twitter.com/7v1YUj2fag
— 建築エコノミスト森山 (@mori_arch_econo) April 4, 2018
⑮豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→2008年7月の議事録、土壌汚染対策の目的と基準。建物の隙間や亀裂から漏れるベンゼンガスの濃度をガン発生リスク以下に下げるには、地下水基準の110倍以下に抑える必要がある。しかし!2018今年の2月でまだ130倍出てます。https://t.co/jyRmLJ9fQK pic.twitter.com/oZAI479bKg
— 建築エコノミスト森山 (@mori_arch_econo) April 4, 2018
⑯豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→https://t.co/NZ7EfXa8oU 2011~2017年まで都議会における「盛り土はアリ」騙しの記録集。全党まんべんなく騙されてる。質疑の多い共産が一番多く騙されていますが、意外なことに公明党も何度も騙されている。全部で27回騙してる。都職員実名入り pic.twitter.com/hh5OV5YraP
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⑯豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→https://t.co/vNHxPDDwqi 2012 年3月14日、日建設計のマシンハッチ数や大きさに関する質疑に、「そこから掘り進める(地下に)から1つでいい」と本当に発言。まさかホントにやる気だったとは・・。土壌汚染が噴出することを確信し心配していた都 pic.twitter.com/909BFRY0LA
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⑱豊洲市場計画で都と設計者の生々しいやりとり→https://t.co/vNHxPDDwqi 2011 年11月7日、都の財務局抜きで勝手に建物強度指針を下回ろうという魂胆の市場局と日建設計。オレンジ本とは「建築構造設計指針」(東京都建築構造行政連絡会監修)建築構造を決定のめの手引き書。表紙の色がオレンジ色 pic.twitter.com/OPTHZOxU5i
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