先日の「新築から24年間使ってきたガス給湯器の寿命が尽きようとしてます」の続きです。
なにか延命処置はないかと、ガス給湯器の前面パネルを外してみました。
すると、前面パネルに封筒が貼り付けてありました。
封筒の中には、折りたたまれた紙が入ってました。
ガス給湯器の前面パネルを開けてみたら、黒いビニール袋が貼り付けてあった。中には、制御基盤の回路図とか作動原理図とかトラブルシューティングの方法が書かれたB1サイズ?の紙が。
140エラーは加熱防止装置による運転停止なんだけど、運転開始直後にエラーになったりするから、加熱防止装置が劣化→— さわださとし@車好き酒好き料理好きひとり親エンジニア (@satoshis) January 30, 2023
してる可能性。
回路図で加熱防止装置への接続部分をバイパスしてやればエラーは出ないはず。
ちょっと試してみる。— さわださとし@車好き酒好き料理好きひとり親エンジニア (@satoshis) January 30, 2023
作動原理図。 pic.twitter.com/6pXBBpuCmZ
— さわださとし@車好き酒好き料理好きひとり親エンジニア (@satoshis) January 30, 2023
回路図を調べてみたところ、過熱防止装置が壊れかかってて、正常なのにエラー状態だと言っている雰囲気。
だったら、過熱防止装置は無視してしまえばいいのではないかと。
折りたたまれた紙には、過熱防止装置は異常があったときは1Ω以上の抵抗になるみたいなことが書いてあったので、直結して0Ωにしてしまえば過熱防止装置は正常だとごまかせるっぽい。
で、改めて回路図を見てみる。
右上の過熱防止装置は、左下のAの18と20に接続されてる。
なので、18と20をコネクタから10cmくらいで切断。
コネクタに繋がってる青い線のさきっちょ5mmくらいの被覆を剥いて直結してビニールテープで巻いただけの簡単なお仕事。 pic.twitter.com/4treI8TxDx— さわださとし@車好き酒好き料理好きひとり親エンジニア (@satoshis) January 30, 2023
そんな感じで、劣化してしまってエラーを出すようになった過熱防止装置という安全装置をガス給湯器から切り離すことで、ガス給湯器が正常動作するようになってくれた。
まあ、過熱防止装置という安全装置を捨ててしまったんだけど、新築して24年間の一度も異常が発生しなかった装置なので、切り離しても問題ないだろうと。
他にも温度ヒューズとかもあるから、たぶん火災になる前に燃焼を止めてくれるんじゃないかと思ってます。
いままで20年以上問題なかったので、ガス給湯器を交換するまでの何日かでそんなエラーは起こらないだろうと思いつつ。