「北海道の公共交通が壊滅の危機」は当然

Yahoo!ニュースで「北海道の公共交通が壊滅の危機  JR北海道が鉄道網を抜本的見直しへ」というニュースが。

北海道の鉄道網が壊滅の危機に直面している。経営危機のJR北海道は単独で維持困難な路線を今秋にも公表し、沿線の地方自治体と対応協議に入る方針で、沿線自治体はバス転換か、自治体が鉄道施設を保有し、鉄道会社が運行を受け持つ上下分離方式かの選択を迫られる見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00000010-zuuonline-bus_all

いままでよくがんばってきたな、と。

さて、ここでいくつかの都道府県の人口密度を見てみましょう。

順位 都道府県名 人口密度(人/km2
1位 東京都 6,168.04
2位 大阪府 4,639.51
3位 神奈川県 3,778.13
7位 福岡県 1,023.36
8位 兵庫県 659.09
46位 岩手県 83.78
47位 北海道 68.65

では、鉄道路線営業キロ数を見てみましょう。

順位 都道府県名 営業キロ数(km)
1位 北海道 2,567.2
2位 東京都 1,050.7
3位 岩手県 1,023.4
46位 石川県 183.7
47位 沖縄県 12.7

きちんと比較するなら、JR会社別にすべきでしょうけど、わずかこれだけのデータを見ただけでもJR北海道が単体で黒字化するのはどう考えても無理ですよね。

岩手県は総延長が長いですけど、JR東日本の一部ですし。

北海道という広大な土地で、日本の一般的な鉄道運行を前提にするのはコスト的に見合わないです。

人口密度が低い地域で鉄道を黒字化するにはこれを目標にすべきでしょう。


デュアルモードビークルで経営を改善しようとしてましたが、実用化を断念してしまいました。


どうしても現状の運行を維持する必要があるのなら、JR東日本と経営統合して、JR東日本の利益から赤字分を補填すればいいんじゃないですかね。

北海道新幹線も黒字化の見込みがないのに、なんで作るんですかね。

北海道内の中距離移動は小型〜中型航空機の方が採算性がいいと思います。