「こどものトリセツ」という本を電子書籍で出版したわけですが、出版にいたるまでに、数名の方々にレビューをしてもらったんですよね。さすがにレビューをしてもらった方々には献本したいわけです。が、Kindleでは簡単に献本する方法がないのです。
いろいろと探してみた結果、二つの方法があることがわかりました。
Send-to-Kindle Eメールアドレスに送る方法
まずひとつめの方法は、献本したい相手にお願いして、自分のメールアドレスを、相手の「パーソナル・ドキュメント設定」の承認済みEメールアドレス一覧に追加してもらうこと。画面の下の方にある赤い矢印のところです。
追加してもらったら、その上の「Send-to-Kindle Eメールアドレスの設定」にあるアドレス「hogehoge@kindle.com」を相手から教えてもらう。
Eメールアドレスを教えてもらったら、そのアドレス宛に電子書籍のファイルを送信すれば献本は完了です。
この方法のメリットは無料で献本できることです。が、デメリットは献本したい相手がめんどくさい操作をしないといけないのと、正式にKindleからダウンロードした本は献本できない点です。
ギフトとしてプレゼントする方法
もうひとつの方法は、ギフトとしてプレゼントする方法です。日本のAmazonはギフトに対応していないので、アメリカのAmazon.comに登録する必要があります。
Amazon.comにユーザー登録し、支払いのためにクレジットカードを登録します。クレジットカードを登録するには、検索窓の右側にある「Your Account」にマウスカーソルを移動します。すると、ドロップダウンメニューが出るので、「Your Account」をクリックします。
Your Account の画面では、下の方にある赤で囲んだ「Add a Credit or Debit Card」をクリックします。
次の画面でカード番号とカードに記載されている名前を入力し、「Next」をクリックして住所をローマ字で入力すれば、登録が完了します。
支払情報の登録が終わったら、Amazon.comに登録して自分が出版した電子書籍を見つけます。
画面の右側にある「Give as a Gift」のボタンをクリックします。
次のページで、プレゼント先のEメールアドレスを入力し、「Place your order」をクリックすれば献本できます。
相手には Amazon からメールが届くので、そのメールから電子書籍を受け取ってもらえば献本は完了です。
こちらの方法では、自分に書籍代が請求されるのがデメリットです。あと、ギフトは書籍代でしかないので、受け取った方が別の用途にも使えることです。もし献本した書籍を購入してもらえれば70%はロイヤリティとして戻ってくるので、たいした金額ではありません。
レビューしてもらったんですから、書籍代くらい負担して献本したいですよね。